初心者がお城を製作する時のコツ

城の模型

熊本城や姫路城それに大阪城といった、日本の歴史あるお城をプラモデルで製作してみたいと考えている人もいるでしょう。

ですが、初心者とってプラモデルでお城を製作するのはかなり難易度が高いです。なぜなら、城というのはただ建物さえ製作すれば良いというわけではありません。石垣や水堀などを忠実に再現する事で、初めて城らしくなるのです。また、長い歴史を持つ城には味というものがあります。

その風合いを出す事も、初心者にとっては難しいのです。お城をプラモデルで製作したいと考えた時には、まず本物の城をじっくり眺める事から始めましょう。

城下町の模型

熊本城は大きく反った石垣が特徴的ですし、姫路城は美しい漆喰の壁で知られています。作りたいと考える城をじっくり観察する事が、成功への第一歩です。お城のパーツは、細かい部分も合わせると約100点前後になる場合もあります。どれか1つでも失くした場合には、お城を組み立てる事さえできません。最初に、全てのパーツが揃っているかどうか確認しておきましょう。この時、いきなり接着剤を使って組み立てるのは危険です。そこでミスをしては、お城全体のバランスが崩れてしまいます。

まずは、マスキングテープなどを使って仮止めしておきます。

この時、パーツを削ったりしておくとよりリアルさが増します。問題がない事がわかったら、接着剤を使って改めて止めるようにしましょう。パーツは、塗装してから組み立てたいと考えている人もいるでしょう。プラモデル用の接着剤のなかには、塗装後に使うと色が溶けてしまうものもあります。これでは、せっかく綺麗に塗っても意味がありません。接着剤を選ぶ時には、それぞれの特徴を知って使いやすいものを選ぶようにしましょう。

石垣の色を1つ1つ微妙に変えてみたり、松など樹木を効果的に使う事によって、よりリアルなお城が完成します。

完成したら、写真などを確認して問題がないかどうかチェックしておきましょう!